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2006年9月 7日 (木)

車のこと

Neko CONTAX RTSIII Sonnar85/2.8 SRM

今の愛車は1984年製です。人間風にいうと、22歳になります。
私が購入してからも既に10年が経過している。長く乗るつもりで手入れをしてきたのですが、こんなに長く乗るとは。
何度も買い換えようかと考えた事はあったのですが、実行には移さなかった。
なぜかって?出来の悪い子ほどかわいいんですよ。

今の便利な車を否定する気は無いけれども、買い換えたとしても愛着は沸かないと思う。
理由は、たぶん私がアナログ人間だから。カメラの趣味も同じでAFやデジタルは便利だけれども愛着は無いなあ。

古い車全てがそうではないが、手を入れてやると入れただけ調子が良くなる。
その反対に、放っておくと、ぐずついて言う事を聞かなくなる。そうなると「しょうが無いなあ」と言いながらも、楽しく弄る自分がいたりする。そうするとそれに車が答えてくれるので、ますますかわいくなってしまう。まだ子供はいないが、なんとなく自分の子供のように思えてしまう。完全に馬鹿ですな。

私の車はちょっと変わっていて、燃料供給装置がインジェクションではなく、キャブレターが付いている。変わっていると言うのは、この時代は殆どインジェクションであったにも関わらず、後改造によってわざわざ旧式の扱いの難しいキャブレターに換装されているのである。

この車を知ったのはある自動車雑誌の広告だった。小さなコメントと車の写真が出ていて、「キャブ仕様もあります」この時は学生で北海道にいたので、実車を見る事は出来なかった。しかし私にとってはまさに理想の車だった。
この車に惚れたきっかけは、中学生の時、通学路脇の駐車場に止まっていた車である。
たぶん、今でもそこに行けと言われれば行けると思う。それ位印象に残っている。
大学生になって、その車を買おうと考え、いろいろと雑誌を漁って調べてみたのだが、とても買える金額ではなかった。既に生産しておらず、中古車しかないにも関わらず、150万はしていた。今であれば買える金額であるが、普通の大学生には買えなかった。

そんなわけで大学時代は別の車を買って乗っていた。それはそれでいい車だった。運転の楽しさを教えてくれた車である。一度自損事故で失ったが、また直ぐに同じ車を買った。私はどうも変なこだわりがあるようだ。

就職で上京して来て真っ先にあの広告の店に行った。電車を4本乗り継ぎ、さらにバスに乗り換え、バス停に迎えに来てもらって、やっとの事で、雑誌で見たあのショップに辿り付いた。雑誌で見たあの車はもう既に売れて無くなっていたけれども、ベース車があるので同じように改造出来るという事で、即決で契約してしまった。いまから考えると、お人好しにもほどがある。
その時の改造内容はミッション載せ換え、キャブ換装と言うものであった。今から考えると馬鹿な注文をしたものだ。まともに完成する訳が無い。まったくその通りで車は一向に完成しなかった。それどころか手を付ける気配すらなかった。   続く

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