« Nokton | トップページ | Konica IIIM その2 »

2007年8月 6日 (月)

Konica IIIM

20070806img_2294 Canon EOS KDN

また、増えてしまいました。
今度のはKonicaIIIM。1959年製のレンズシャッター距離計連動機です。
このカメラのすごい所は完全等倍ファインダーと、当時生きているファインダーと呼ばれた完全自動パララックス補正付のブライドフレームです。
ライカ等の他の距離計連動機では、撮影距離によって視野率が変わってしまいますが、この機体では、距離に応じてブライトフレームのサイズを変える事で、対応しています。
右下と左上のブライトフレームが別に動く事で実現しています。
ブライトフレームではありませんが、CONTAX G2も似た方式を採用しています。

もう一つの特徴の完全等倍ファインダーですが、これはすごい。完全に両目を開けた状態で、ピント合わせが出来ます。
BessaR3みたいだなと思っていたら、良く見ると軍艦部のデザインも非常に良く似ています。
巻き上げクランクの処理方法なども、R辺りと良く似ています。
コシナが参考にしたのでしょうか。

また、巻き上げも面白い。
正面向かって右のレバーを2回押し下げる事で、シャッターチャージと巻上げが完了します。正確には1回目でシャッターチャージと巻き上げ半分。2回目で残り半分巻上げです。
その為、2回目の方が若干軽くなってます。
調べてみると、フィルムマスクを装着することで、ハーフサイズも撮ることが出来たようです。
この為に1回目でチャージを行っているのでしょう。それに2回目が重いと余計に重く感じる事もあるのでしょう。
東ドイツのtaxonaやWERRAなどに似た巻き上げですが、2回分割にした為か、前者に比べて非常にスムーズに巻き上がります。

といろいろいい点を書いてきましたが、気になる点をいくつか。
距離環の回転が逆。
距離計が虚像式。
重量が重い。

距離環の方向は慣れの問題なのでしょうが、ピントノブが付いているので、無意識に回すと必ず逆に回してしまいます。とっさのスナップで何回もやらかしました。

せっかくのすばらしいファインダーなのですが、距離計像が実像式ではないので、境界がちょっとぼやけていて見にくいです。

これも金属ボディに、開放値1.8と言う大口径レンズと、ガラスブロックの詰まった等倍ファインダーを採用しているので仕方が無いのですが、ずっしりときます。
空シャッターを切って遊んでいる時は、重量感があっていいなあ。なんて思ってましたが、連れ出して見ると、その重さに肩が痛くなりました。持って行ったカメラは1台ではないので、Konicaだけのせいではないのですが、ちょっと重かった。

いろいろと書きましたが、総合的には非常に良く出来たいいカメラです。特に機械好きには堪らない魅力に溢れたカメラです。
週末撮影した写真の上がりが楽しみです。

|

« Nokton | トップページ | Konica IIIM その2 »

コメント

あまり見たことのないコニカですね。レンズはヘキサノンとか云うのが付いてるのでしょうかね。写真を見せてください。楽しみにしています。

投稿: Elmax改めカジキおじさん | 2007年8月11日 (土) 07時25分

ヘキサノン50mm/f1.8が付いてます。
写真出来たので、スキャンしてアップしますね。

投稿: robert | 2007年8月13日 (月) 15時09分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« Nokton | トップページ | Konica IIIM その2 »