« 青森行 | トップページ | カメラお預かり »

2008年5月10日 (土)

お待たせしました。

R00117631 更新が大変遅くなり申し訳ございません。ようやく書き込む時間が出来ました。

先日のナゾナゾの回答です。
コシナ・フォクトレンダーが2年ほど前に250周年と称して、新発売ボディとのセットで限定販売したヘリア・クラシックです。
ネット上で調べてみた所、
・BESSA R2M(Silver) (300台)
・BESSA R2M(Black) (700台)
・BESSA R3M(Silver) (500台)
・BESSA R3M(Black) (1000台)
だそうです。
これからみるとレンズは2500本程の生産量のようです。ライカですと珍品扱いですね。
このレンズの価値は数が少ない事ではなく、そのレンズ構成にあります。新生フォクトレンダーのラインナップにはヘリア銘のレンズはいくつかありますが、その殆どは名前だけでレンズ構成がヘリアタイプではありませんが、このレンズとこれまた限定だったF3.5の物だけはちゃんとしたへリア構成となっているのです。
さらにすごい事にこのレンズ、基本的に変形トリプレットであるへリア型にも関わらず、高屈折ガラスを使用することによって、開放値F2を達成しているのです。すごいと思いませんか、だってほとんどテッサーと同じ構成で、ですよ。

そんな訳でこのレンズ、開放値が明るいから購入したわけではありません。標準レンズとしてはさして明るくないレンズですからね。それよりもヘリア構成で開放値を明るくすると写りに影響するのではないかと思い、1ヶ月ほど探していた所、購入する事が出来ました。

実際に手にして撮影してみると、先日の写真のようにかなりの癖玉のようです。まだカラーで撮影していないのでなんともですが、現代のレンズですからカラーバランスは問題ないでしょう。

使ってみての気になる点が2つほど。1つは前回も書いたように最短距離が1mである事。収差の影響で最短を縮められなかったのでしょうが、やはり最短0.7mが欲しかった。2つめはフォーカシングレバーが欲しかった。レバーが無くても、癖でピントリングを左手の人差し指の腹で回そうとすると、回らないのです。人差し指と親指で挟んで回すと、スムーズに回るのですが、人差し指一本ではどうしても回らないのです。これはヘリコイドが硬いのでは無く、人差し指で回そうと指に力を掛けると、指先が滑るので、どうしてもレンズの円周方向ではなく、中心に向かって力を掛けながら回す事になります。すると、どうもヘリコイド部が変形するようなのです。ほんの小さな変形量なのでしょうが、それによって繰り出しネジ部の、クリアランスが減って動かなくなるようです。これはちょっと誤算でした。だって2本の指で回すのってやりにくいんです。ピントノブを付けてさえくれれば、無駄な力が掛からないので、こんな事にはならなかったのにな。

|

« 青森行 | トップページ | カメラお預かり »

コメント

ア~納得しました!4枚レンズ構成でf=2といえばエルカン50mmがありますが、残念ながらこれほど見事なグルグルボケは出ません。チョッとニ線ボケに近いボケです。珍しい貴重なレンズの写真をお楽しみにしています。

投稿: Elmax | 2008年5月10日 (土) 09時44分

現代において、あれ程のぐるぐるを再現するとは凄いですねー。最短一メートルと言うことですし、まさかこんなに綺麗なレンズ(←固体が)とは夢にも思いませんでした。また写真をアップしてください。現代のSummar、楽しみにしています。

投稿: Shige | 2008年5月11日 (日) 07時36分

Elmaxさん
ちょっと外し技でしたね。すいません。
そうかエルカン50mmは4枚しかないんですね。これまた面白そうですが、ちょっと手が出せないなぁ。

投稿: robert | 2008年5月12日 (月) 22時45分

Shigeさん
そうなんですよ、こんなレンズを限定とは言え販売してしますとは、一体コシナは何を考えているのやら。ある意味コシナだから出せたレンズなんでしょう。確かに現代のSummarかも知れませんね。

投稿: robert | 2008年5月12日 (月) 22時50分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 青森行 | トップページ | カメラお預かり »