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2008年9月 9日 (火)

蝉時雨

013Konica IIIM Hexanon 48/1.8 + RVP

ようやく朝晩は気温が下がって来て、少しは過ごし易くなり、夜は虫の音が聞こえるようになりましたね。秋はもうすぐそこのようです。とは言ってもまだまだ日中は厳しい残暑が続いています。一時期のピークは過ぎたといえ、いまだ過ぎ行く夏を追いかけるかのように、蝉が懸命に胴体を震わせ、子孫を残そうと鳴いています。

蝉と言えば、この温暖化の影響で勢力分布に変化が見られるそうです。今までは関東では見られなかったクマゼミが関東まで勢力を伸ばし、それに追われるかのように油蝉の勢力権が北へ移っているそうです。

大阪で初めての夏を迎えた時に、驚いたのがこの蝉の違いです。暑さを助長するかのように盛大に合唱をしているのですが、何か違う。蝉だと言う事は分かるのですが、何か違和感を感じて聞き入ると、鳴き方が違う。そこでようやく思い当たりました。「ああ、これがクマゼミかぁ」。関東以北しか経験の無い人間にとっては初めての鳴き声でした。

なぜ今更こんな話かと言うと、今日の帰り道にそのクマゼミの鳴き声を耳にして、先ほどの温暖化の話を思いだし、ちょっと蝉に付いて考えてみました。
時期的なこともあるかと思うのですが、明らかに油蝉が減っているように思います。その代わりに増加しているのが、先ほどのクマゼミ、でもこれはまだそれほど多くないと思います。それ以上に猛威を振るっているのが、ツクツク法師です。

ツクツク法師と言えば、私が子供の時分は珍種の部類に入る蝉でした。鳴き声を聞くと嬉しくて一緒に歌ったものでした。ましてや2匹以上が合唱している事なんて奇跡に近い事でした。それが今やあちこちで、それこそ大合唱団を結成しています。そしてそれとは逆に全く見る事がなくなったのが、ヒグラシとミンミン蝉です。

ヒグラシは当時から、山に行かないと中々見れない蝉でしたから、住宅街で見かけないのは、それほど不思議はありません。しかしながらミンミン蝉はどうか?ミンミン蝉と言えば、油蝉以上に蝉の代名詞だったように思うのです。試しに蝉の鳴き声を思い浮かべてみて下さい。「みぃ~ん、みぃ~ん」と言う鳴き声を思い浮かべませんか。

思うに、ヒグラシ→ミンミン→アブラ→ツクツク→クマと移り変わっているように感じるのですが、いかがでしょう?

あのミンミン蝉達は何処へ行ってしまったのか?そしてこれからの夏は何処へ行くのでしょうか?

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コメント

た、確かに・・・。
みんみん蝉の声はほとんど聞かなくなりましたね。
つくつく法師もうちの近所では、滅多にその鳴き声を聞かなくなりました。
小さい頃は、この二種がほとんどだったのに・・・。
いまや暑さを助長するかのような「しゃんしゃんしゃん」という鳴き声しか聞こえません。

最近ではせみだけでなく、モンシロチョウ、バッタや糸とんぼなんかも見なくなりました。

それだけ自然がなくなっているということなのでしょうか・・・。

ちょっと寂しいですね。

投稿: tora | 2008年9月10日 (水) 07時47分

toraさん、こんばんは
家の近所では殿様バッタやモンシロ蝶はたまに見掛けます。でも糸トンボやイナゴは見ません。そう言えば、そろそろ赤トンボの季節ですが、空に広がる大群は見なくなった気がします。

自然は減っているんでしょうね。ほんと寂しい限りです。

投稿: robert | 2008年9月10日 (水) 21時46分

最近、地球環境の変化が生物に与える現象が顕著になったようです。東京特別区の北部では、蝉はハルゼミ→アブラゼミ→ミンミンゼミ、ツクツクボウシ、ヒグラシの順で発生しました。だが、ヒグラシが昭和40年以後に、ハルゼミが同50年後半に絶滅、今はミンミン→アブラ→ツクツクの順に発生します。蝶の世界では関西を北限としていたツマグロヒョウモンが東京で見られ、カジキは塩釜や青森でも釣られるようになりました。

投稿: Elmax | 2008年9月12日 (金) 15時46分

そうですか、やはり生態系はかなり変化しているんですね。でもヒグラシは絶滅してたんですね。どうりで聞かないと思いました。あの森にこだまする物悲しい声が好きだったんですが。カジキが青森でと言うことは大間のマグロは減るでしょうね。

投稿: robert | 2008年9月13日 (土) 00時09分

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