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2009年9月 1日 (火)

ペトリハーフ7その3

034 Petri Half7 Petri28/2.8

ペトリハーフ7の主要緒元です。

メーカー:栗林工業
発 売:1962年
レンズ:C.PETRI 28mm/F2.8
構 成:3群4枚(テッサータイプ)
シャッター:PETRI-S
シャッター速度:1/30~1/250秒(プログラム)1/30秒(マニュアル)
絞り範囲:f2.8~f22
露出制御:プログラム方式
フォーカス:目測3点ゾーン式
感度設定範囲:10~200(ASA)
フィルタ径:φ40.5mm
電 池:セレン光電池
サイズ:103×68×44mm
重 量:約350g
定 価:9,800円
その他:自動復元式駒数計
     底面のダイヤルによる巻上式
     ファインダ内にゾーンマーク、露出計指針表示
     採光式ブライトフレーム

スペック的にオリンパスペンではEESとEES-2の中間に相当するかと思われ、ペンEESと比較してみました。

ペンEESと異なる点はファインダー関係に集中しています。

まずブライトフレームが採光式。採光窓が青く着色されているのですが、フレームは青く見えません(笑)、また透明なものもあったそうです。

次にゾーンフォーカスマークをファインダ内で確認出来る。TRIPのように鏡同部のマークを見るのではなく、ブライトフレーム中央に採光式で表示されます。しかしながらゾーンマークだけで、距離表示がどこにも無いのがちょっと困ります。

そしてファインダ内上部に露出計の指針が表示され、今の明るさが測光範囲内にあるかどうかの確認が出来ます。ただし赤ベロのようなシャッターロック機構はありませんので、シャッターを切る事が出来ます。

他にはレンズが28mm/f2.8と、ちょっとだけハイスペックです。レンズ構成は3群4枚で変わりません。また、シャッターはちゃんと2群と3群の間にあり、ビハインド式のペンとは異なりますね。

しかしながらハーフ7最大の魅力は底面のダイヤルによる巻上げでしょう。
私はこれだけで「買い」でした(笑)
他にも青いファインダー窓や、シンプルな外観デザインがいいですね。

スペック的には決してペンに負けてはいないと思うのですが、あまり売れなかったようで市場で見かける事は殆どありません。知名度が低かった事と、妙なギミックが受けなかった為でしょうか?天邪鬼な私にとってはそこがいい所なんですけどね。

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コメント

ろばーと様のレストアの凄腕に感心しきりです。
まったく、このペトリ ハーフ7のワインディングは見事なものです。
左の人差し指で巻上げで、ワンストロークでの巻上げも出来ますからね。
ペンシリーズの右手親指での巻上げは、頑張らないとワンストロークでの巻上げは不可能ですし
そうするとファインダーから目が離れてしまいますからね!
速写に関しては、ペトリハーフ7はダントツです。
シャッターボタンを押したままで巻上げればシャッターが落ちますので
手動モードラです。
一時持ってたんですが、貢物に出してしまいました。
いいカメラだったなぁ。

もちろんペンシリーズの巻上げチャッチャッチャ
もよいリズム感で好きです。

投稿: ミモパワーOM-1 | 2009年9月 2日 (水) 00時11分

ミモパワーOM-1さん、こんばんは
巻き上げは面白いですよね~
でもこの固体は後期型なので、巻き上げがヒヨコ型では無くて、外周に溝の刻まれた円盤になっているのです。この為、右手の親指で左へ押して巻き上げるようになってます。これは左手でピントレバーを操作出来るように変更されたと思われます。ファインダ内にゾーンマークを見ながら、ピント合わせと連写が出来ます。

私の固体はシャッターボタン押したまま巻上げをすると、シャッターが開いてしまって連写は出来ませんでした。前期型とは構造が異なるのかも知れません。

この巻上げ、親指の1ストロークで巻上げを完了する為に、ギア比が低いようで、フィルム後半では重たくなってしまい、親指の腹が痛くなります。こういう点ではやはりペンは良く出来ています。

投稿: ろばーと | 2009年9月 2日 (水) 20時59分

こんばんは。
私のは、レバーがひよこ型なので前期っぽいです。
私のもJUNKでしたが、開けてみるとこの巻き上げ機構がスゴい単純で驚きました。
完成度はPENにかないませんが
PETRIは今思うとどのカメラ会社とも違う
独特のデザイン、機構がありますね。
不思議な魅力です。
設計者はどんな人だったんだろう。

投稿: 党首 | 2009年9月 3日 (木) 00時17分

50年も前のカメラを修復して写真を楽しむとは
なんと素晴しいことか。さり気ないプラットホー
ムの舗装をサラッと撮影できるのもハーフ党の特
権かも。ロバートさんはただものでない事は確か。

投稿: Elmax | 2009年9月 3日 (木) 13時25分

こんばんは。
ろばーとさんのレストア技術が羨ましい。
私も手を染めたいと思いつつ、泥沼に嵌りそうで躊躇しています。
模型の様にはいかんですからね。

投稿: Kenclip | 2009年9月 3日 (木) 19時48分

党首さん、こんばんは
便宜的に前期,後期と勝手に分類してしまいましたが、詳しい方によると3期に分かれるそうです。最初期?は採光窓が透明らしいです。
あの機構はすごいですね、あれだけ単純な機構で、ライカビット張りの巻上げを実現してしまうんですから、ペトリの設計者は凄いです。
どんな方か気になりますね。

投稿: ろばーと | 2009年9月 3日 (木) 21時19分

Elmaxさん、こんばんは
ありがとうございます。
そんなに褒めて頂いても何も出ませんよ(笑)
乗車位置のマークが電車の形していて面白いと思って一枚。押すだけですので、ササッと撮れて便利ですよ。

投稿: ろばーと | 2009年9月 3日 (木) 21時23分

Kenclipさん、こんばんは
あれだけリアルな模型を完成させる事の出来るKenclipさんなら直ぐですよ。
まずはジャンクを一台手に入れて掃除から始めるといいですよ。

投稿: ろばーと | 2009年9月 3日 (木) 21時33分

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