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2010年1月14日 (木)

チェコのキュビズムその1

P1020476aBlack Madonna House (1912)Josef Gocar

チェコは、プラハの建築博物館な町並みだけでなく、日本近代建築の元でもあります。
帝国ホテルを設計したフランク・ロイド・ライトの助手はチェコ人のアントニン・レーモンドでした。彼の元で学んだ日本人の中に、東京五輪の代々木体育館を設計した丹下健三がおり、その門下生はなんとあの黒川記章です。
そんなわけでチェコの建築は非常に興味深いものがあります。
絵画の世界にキュビズムというジャンルがあり、最も有名なのはピカソだと思いますが、なんとチェコにはキュビズム建築なるものが存在します。1910年頃から10数年しか作られることがなかった、ある意味幻の存在といえるかも知れません。
その中でも第一人者と知られるのが、ヨゼフ・ゴチャールです。
一枚目の写真は「王の道」に立つ最も有名なキュビズム建築である黒い聖母の家です。ここは観光名所となっていて、1階はキュビズム土産物屋、2階はキュビズムカフェ、その上はキュビズム博物館になっています。まさにキュビズムづくしです。ここは初期のキュビズム建築ですので、まだおとなしい造形をしています。
次は同じくヨゼフ・ゴチャールのフラッチャニの2世帯住宅です。
P1020638a Duplex in Hradcany (1912-13)Josef Gocar

こちらの方がちょっとキュビズムしているかと思います。ゴチャールはこの後ボフダネッツ・スパやバウエル邸を設計した後、ロンド・キュビズムへと作風が変化して、さらに魅力的な建築をプラハに残します。
それらの作品も撮影済みですので、また次の機会にご紹介しますね。

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