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2010年1月30日 (土)

チェコのキュビズムその2

P1020754_2Apartment house on Neklanova Street(1913-14)

キュビズム建築の二人目はキュビズムで最も有名なヨゼフ・ホホルです。
ホホルは三棟のキュビズム建築を残していて、その全てが旧市街から南へ3キロ程のビシェフラト地区にあります。ビシェフラトとはチェコ語で高い城という意味で、城壁に囲まれた小高い丘の上に、ゴシック様式の聖ペテロ・パウロ教会がそびえ立っています。スメタナの「我が祖国」第一曲「ビシェフラト」はここのことを指しています。ちなみに最も有名な「モルダウ」は第二曲です。そしてスメタナはここの墓地に眠っていました。ここの墓地はとても立派な造りでミュシャもここに眠っているそうですが、立派なお墓が沢山ありすぎて見つけられませんでいた。

私がチェコで最も見たかった建築がこの集合住宅です。装飾に頼らない造形の力強さを感じさせます。近くまでトラムで移動して歩いたのですが、鉄道の線路をくぐった瞬間、目の前にこの建物が見えた時には感動しました「ああ、ついに来たぞ、本物だぁ」って。

P1020815 Kovarovic's Villa(1912-13)

こちらはコヴァジョヴィッチ邸
パトロンであったコヴァジョヴィッチの邸宅として建てられたもの。この写真は裏面なのですが、正面よりもこちらの方が断然魅力的です。

ここは観光客が来る様な場所では無いのですが、驚いた事に他にもロシア人と思しき人が建物の写真を撮影していました。彼の国でもキュビズム建築は有名なようです。

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コメント

キュビズムといえばピカソを連想しますが、この建物を見る限り関連が無い様に思えてしまいます。(小生のセンスの無さですが。)むしろ早稲田の近くの外壁が装飾されたマンションのほうがピカソを思い出します。

投稿: Elmax | 2010年1月30日 (土) 10時30分

Elmaxさん、こんばんは
私も分からないので参考までに
http://www.inax.co.jp/gallery/exhibition/user_images/2009_03czech.pdf
キュビズムは日本語で立方体主義なので、「立方体を積み重ねた建築」とでもいえばいいのでしょうか。アール・ヌーヴォーからアール・デコへの橋渡し的な存在がキュビズムだと思います。

ピカソを連想する”早稲田の近くのマンション”興味をそそられます。是非見てみたい。

投稿: ろばーと | 2010年1月30日 (土) 20時00分

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