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2010年11月29日 (月)

ただいま

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先週の金曜に無事帰国いたしました。
もう一ヶ月以上経っているんですね。
でも季節は冬から秋に逆戻りしたような不思議な感覚です。
連日夕食後氷点下の中ホテルまで歩いて帰っていたので、
暖かいとまでは行きませんが、寒くは無い感じですね。
向こうにいる時は帰りたくてしょうが無かったのですが、
今となってはいい経験になったなと感じていて、
また違った目で日本を見る事が出来そうです。
また来年行く事になりそうなんですが、
お腹の強くない私はずっとお腹が下っていて、
今でも直っていないので何か対策を考えないと。
料理はおいしいんですけどね。
きっと唐辛子の食べすぎなんでしょう。
明日から仕事ですが、暫くはリハビリですね。

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2010年11月25日 (木)

中国 その10 帰国

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長い中国出張でしたが、
明日帰国です。
帰国後また報告します。
再見!

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2010年11月23日 (火)

中国 その9 故宮博物院

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さて故宮に入った訳ですが、まずはそのスケールに圧倒されます。
とにかくでかくて、広い!
入場者も相当な数がいるようです。
何やら立派な門やら建物が並んでいます。
そしてその前に広がる広場の大きさも相当なものです。
広場には瓦のようなものが敷き詰められています。
人が通る個所は新しい物に交換されていますが、その他の場所は古い物を使っているようで、そちらの方が趣があります。
入って直ぐに陶器博物館の表示があったので、早速メインルートを逸れて見に行くことにします。
行ってみるとこじんまりとした雰囲気のいい建物が立っています。
後で知ったのですが、「文華殿」という建物で元は皇太子が住み、内閣が置かれた建物だそう。
中に入ると外の喧騒が嘘のような静かな時間が流れています。
展示品はいかにもといった物が多いのですが、中にはおっと思わせる物もあったりしてかなり楽しむ事が出来ました。
訪れる人も殆どいないので、ここはお勧めですね。
私的には故宮の中で一番気に入った場所です。
陶器博物館を後にして正規のルートに戻りますが、何処かで見たような建物が並んでいます。
なんだろうと考えていて、ふと思い出しました。
「日光東照宮だ!」
もの凄く広い東照宮です。
その後も「珍宝館」なる宝物館など回りましたが、迷子になりそうになっただけで特筆すべき事はありませんでした。
そうこうしているうちに反対側の出口に着いてしまいました。
この先戻ろうかと思ったのですが、iphoneで無料でダウンロードしたアプリによると故宮駅なるものがあるようなので、そこから地下鉄に乗るつもりで出たのですが、歩けど歩けどそれらしき物がありません。近くにあった案内板を見ると故宮駅はバス停だったようです。やられました。その場でアプリは削除です(笑)でももう歩き疲れていたので故宮の周りをぐるっと回って買える気力はありません。駄目元でバス停を覗いてみると、行き先と停車するバス停が書いてあるじゃないですか。そこには「天安門西」の文字があります。もうこれは乗るしかないと思い、バス停でバスを待ちます。次第に人が集まって来た頃にバスがやって来ました。扉が空く前から扉に人が殺到します。順番なんて関係ありません。弱肉強食の世界です。私はおとなしく一番最後に乗りました。
バスに乗ると車掌が乗っていて、なにか話しかけてきます。
たぶん金払えと言っているようなので一元を見せると、ここに入れろと指されたので、運賃箱らしき物に投入します。市内中心部は一律一元で乗れるようです。
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無事天安門に戻れたので地下鉄でホテルに戻る事にします。

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2010年11月14日 (日)

中国 その8 故宮博物院

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軍事博物館の後は国立博物館に行こうと考え、地下鉄で天安門東まで移動します。地上に出て直ぐに入口らしき場所がありますが、柵で閉鎖されています。天安門広場側が正面だったはずなのでそちらに移動しますが、ここも閉鎖されています。どうやら休館日のようです。白磁を見たかったのですが、諦めて故宮博物院を見に行く事にします。
故宮は天安門の北側にある事だけは分かっていたので、天安門をくぐる事にします。まじかで見るとその巨大さがよく分かります。またその壁に掛かっている毛沢東の肖像画はさらに巨大です。近くで見てはっきりしましたが、光の反射具合からあれは「絵」です。ペンキ画のようです。
天安門を抜けると広場が広がっていて、そしてその先にまた巨大な門があります。端門と書いてあります。その門をくぐるとさらに広い広場で、大勢の観光客で賑わっています。土産物屋を覗きましたが、特に興味をそそられる物はありません。その先に午門と書いた門があり、その横にチケット売り場があります。どうやらこの先が故宮博物院のようです。
チケット購入の列に並ぶと、入場料40元と書いてあります。まるで景品交換所のようなガラス越しのカウンターで人差し指を立てて、「イー」と言いながら100元を隙間から差し出すと、チケットとお釣りの60元を投げてくるので、ちょっとびっくりします。
とにかくチケットは購入できたので、いよいよ故宮に入ります。

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2010年11月12日 (金)

中国 その6 中国人民革命軍事博物館

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今度は一度行ってみたかった中国人民革命軍事博物館へ行くことにします。
ホテルからはタクシーで一番近い地下鉄の駅を目指します。
といっても中国語が出来る訳ではないので、「地鉄 宋家荘」と書いた紙を運転手に見せると、分かったと言っているようで、車は発車しました。(こちらのタクシーは距離が近かったり、運転手が分からない住所だったりすると平気で乗車拒否します。)駅までは思ったよりも距離があって、高速も利用して20分程掛かりました。着いた時は気がつかなかったのですが、地下鉄に乗る段になって指定した駅の一個先の駅だと気が付きました。きっと車でのアクセスはこちらの方がいいのでしょう。中国ではイレギュラーな事は日常茶飯事ですので気にしない事にします。
さて地下鉄に乗り換えです。先日も一度乗ったので特に迷う事はありません。日本より速度の速いエスカレーターで改札階に降りると、まず手荷物検査があります。手ぶらの人に対してのチェックは特にありませんので、すべてポケットに突っ込んで手ぶらで来ました。切符の購入は自動券売機があるのでそこで購入します。釣銭切れで使えない機械が半分位の確率で存在するので注意が必要です。買い方はタッチパネルで人数と路線、それに降車駅を指定すると金額が表示されるので、コインもしくは紙幣を投入し、了解をタッチすると切符とお釣りが出て来ます。料金は基本的に一律2元です。この際紙幣を受け付けない事があるので、コインは常に携帯しておいた方が安心です。切符はICカードになっていて、SUICA同様に改札機にタッチで入場します。地下鉄のホームは旧式の1号線等にはありませんが、新しい路線ではホームドアが設置されています。車両幅は日本標準より少し小さめです。銀座線、丸の内線サイズでしょうか?車内にはドアの上に路線図と現在地がLEDで表示されていて、さらに液晶ディスプレイでも次の駅が表示され、自動音声アナウンスもあるので、気付かずに乗り過ごす危険性はありません。
軍事博物館へ行くには途中1号線に乗り換えます。駅構内の乗り換え標識もしっかりしているので迷う心配はありません。この辺りはオリンピックの影響なのかも知れません。そして目指す降車駅はその名も「軍事博物館駅」です。一応出口案内を見て一番近い出口から出ましたが、どの出口から出ても、ほぼ目の前に出るので問題ありません。案内標識に従って進むとチケット売り場らしき窓口に人が並んでいますので、とりあえず並んでおきます。窓口のガラスに展示品に乗り込む為のチケットやシミュレータ使用の料金はありますが、入場料らしき表記はありません。いよいよ次の番になった時に前の会話を聞いているとIDカードを見せろと言っているようです。中国では各個人が必ずIDカードを携帯していて、それがないとあらゆる手続きが出来ないそうです。でも私は当然持っていません。パスポートも所持していません。さらにクレジットカードすら持っていません。スリやひったくりからの自衛として、とりあえずの現金をポケットにねじ込んであるだけです。そうこうしている内に順番が回って来ました。仕方ないので、入場チケットをくれと英語で話しますが、全く通じていない顔をしていて、「IDカードま?」と聞いてくるので、持ってない、日本人だ。と言っていたら、仕方ねえなといった感じでチケットをくれました。どうも入場は無料のようで、ここはIDカードを確認してチケットをくばる場所のようでした。門をくぐる時にまた手荷物チェックがありますが、手ぶらの私はノーチェックです。建物までの前庭には不審船のような船が展示されていますが、なにがなにやらさっぱりわかりません。建物に入る所でさっきくれたチケットの半券を切り取られます。建物はスターリン様式と呼ばれる左右対称で装飾のない殺風景なものです。あまり興味を引かれないので早速中へ入ります。入るとすぐに白くて巨大な毛沢東が立っています。周りの中国人は盛んにカメラのシャッターを切っていますが、興味無いのでスルーします。次はこれまた毛沢東専用車が展示されていて、ここでは車の横に立って記念撮影する人で賑わっていますが、当然スルー(笑)。その横に旧日本軍の戦車が展示されていたのでそれはiphoneで撮影。
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そしてようやっと目的の戦闘機が見えて来ました。もうこの為だけに北京まで来たと言っても過言ではありません(笑)。高校生の頃から見たかった旧東側の戦闘機です。それも全て旧式のミグです。もう嬉しくて言葉になりません。実際には中国でのライセンス生産品やデッドコピーですが、この際関係ありません。Mig-15bis,Mig-15UTI,Mig-17(J-5),Mig-19(J-6),Mig-21(J-7)それと中国オリジナル?のJ-8とQ-5が展示されていました。さらにミサイルや戦車、装甲車もありましたが、興味無いのでこれまたスルー(笑)ここで驚いたのがJ-8、Mig-21の双発版位にしか思っていなかったのですが、大きさが全く異なります。そして中でも一番驚いたのが「U-2」。なんでも中国領内で撃墜した物らしく、バラバラに焼け焦げた機体を繋ぎ合わせてます。ソ連で撃墜されたCIAのU-2はアイルランド出身のバンドの名前になった程有名ですが、これは知りませんでした。調べてみるとどうも台湾から飛来した物のよう。
一通り見た後で2階に上がるとそこもまたディープな世界が広がっています。もうひたすら火器、火器、火器です。リボルバーから対空砲、さらに魚雷に空対空ミサイルに迫撃砲、機雷もあります。極め付けは旧日本軍の軍刀まであります。そしてありとあらゆる国の物が揃っています。もう何が何やらさっぱりですが、ガンマニアにとっては堪らない空間だと思われます。その他にも近代戦争館や古代戦争館などもありますが見るのに疲れてしまって見ませんでした。ちらっと抗日戦争館を覗いたのですが、怖くてすぐに出てきました。
駆け足で覗いてきた軍事博物館でしたが、旧東側の戦闘機や戦車に興味のある方、そしてガンマニアにはお勧めですが、一般の方は近寄らない方が賢明かと思われます(笑)

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2010年11月 4日 (木)

中国 その6 買い物など

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最近、毎日のように近くのスーパーへ買い物へ出掛けがてら、ホテルの周りをフラッと散歩しています。初めはちょっと先に行くだけでも怖かったのですが、すっかり慣れてしまって平気な顔で歩いています。その為か途中、中国語で道を聞かれました(笑)でも何を言っているのかさっぱり分からないので、英語で「分からない、ごめんね」と言っておきました。通じたかどうかは疑問ですが...
途中電気店があったので入ってみると、7インチディスプレイのiPadのバッタモンが売っていて、見てみるとWiFi環境で動作して、触れるようになっていたので弄って来ました。結論としてはやはりジャーダー(偽物)でした。全体的に動作がもっさりしていて、縦横自動回転がありません。解像度も悪く、ディスプレイはおそらく感圧式WVGA800×480と思われます。また入力の反応が遅いので使い物になりません。これを触ってみて改めてAppleの静電容量式の良さを思い知らされました。でも店員が普通に中国語で話しかけてくるのには困りました(笑)そんなに同化してるのか?

写真は今日の夕焼け。排ガスで霞んでいます...

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2010年11月 3日 (水)

中国 その5 万里の長城ツアー顛末

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万里の長城の後もさらにツアーは続きます。
中国語が分からないのでどこに連れて行かれるのか分かりません。到着したのはなにやら博物館のような建物。中に入ると細工を施された石が展示されています。鶴や亀、仙人の形に加工されたもの。翡翠で作られた人型などもありました。偉い人の埋葬用の衣装のレプリカのようです。でも特に面白い物はありません。
次の部屋に入ると人が大勢いて、ショーケース越しに店員が立っています。これはどう見ても石のアクセサリー売り場です。しかも先程の展示室の4倍以上の面積。一通り(と言うか強制的)に見ましたが、興味を引く物は全くありません。同行の現地スタッフは興味しんしんに見ています。国によって好みは異なるんだなぁと感じた瞬間でした。
その売り場を何も買わずに抜けると、昼食なのですが、ここで同行したメンバーに会社から電話が掛かって来ました。どうやら客先とトラブルになっている模様。メンバー全員で対策を相談しているうちに少し時間が経ってしまいましたが、無事に解決して食堂へ移動です。食堂に入ると何も言わずにテーブルに案内され食事が出てきます。この食事御世辞にもおいしいとは言えない代物でした。それでも少し食べているとバスガイドがやってきて何やら怒っています。どうやら先程の電話に時間が掛かったので、バスの出発時間を過ぎてしまったようです。しょうがないので、万頭を頬張りながらバスに急ぎます。
急かされながら次に向かった先は漢方薬で有名な古くからある建物のようです。なんでもクリントン大統領が予定時間をオーバーしてまで見ていった所だそうです。それを聞いて期待は高まりますが、案内されたのは教室のような場所。しばらくすると白衣の女性がやってきて何やら講義を始めます。何を言っているのかさっぱりなので、しゃべっていたら中国語で思いっきり怒られました。しかたなく大人しくしていると今度は白衣の老人が3人入ってきます。なんでも脈を取るだけでその人の病気をピタリとあてるそうです。糖尿病のMさんをけしかけて診察させてみた所、高血圧や中性脂肪などのありきたりの事を一通り述べた後、これを飲めば健康になると漢方薬を売りつけてきたそうです。当然買わずに逃げて来たそうですが、最初からそれが目的だったのでしょう。
次に向かったのが、中国の古代の歴史をセットと蝋人形で再現した部屋が50個位ある歴史博物館のような建物。見てもさっぱり分かりませんので、全てスルーしてバスで休憩していました。
バスが発車して次の場所に到着したのですが、現地スタッフの話によると「バスの清掃をするからこの建物で休憩していろ」との事。全く意味が分かりません。「掃除なら帰ってからやれよ」と散々日本語で文句を言いながらバスを降りて建物の中へ。ただの休憩のはずなのに何故か従業員が出迎えてくれます。そのまま中に入るとさっき見たような風景が広がっています。そう、石のアクセサリーを売っているのです。でも店員の目つきが妙に鋭い。何故かその売り場はスルーして休憩室に通されます。「あれ、本当に休憩なんだ。ちょうどいいや、寝ていよう」と考え、目を瞑っていると何やらやたらと煩い、格好がもの凄く胡散臭いおっさんが何やら話しています。それに対して同じバスに乗っていた別のグループの中国人が答えているのですが、おっさんの煩い話は止まりません。最後に何か客の一人が答え周りが頷いた後に、突然部屋から追い出されました。何が何やら分かりません。現地スタッフに聞くと、「ここは偽物の翡翠を作っている工場で、これから工場案内に連れていく」と言っていたそう。それに対してバスの中国人達が、「疲れているから行きたくない」と言った所、「見ないなら出て行け!」となったらしい。全く持って意味が分かりません。さっぱり事情が掴めないままバスに戻ると、清掃したはずのバスは汚いまま。「なんだったんだよ」と憤っていると、さっきまで煩く話し続けていたバスガイドの姿がありません。聞くとさっきの場所で降りたそう。バスガイドのいないバスは行き先も分からないまま、走り続けています。すぐ横に高速が走っていても何故か乗らずに、大渋滞の中をクラクションを鳴らしながら進みます。もう諦めて眠っていると「到着したから荷物全部持って降りるよう」に言われます。訳が分からないまま、とりあえず忘れ物が無いか確認だけして降りると、そこはなんとオリンピック会場前。プールと鳥の巣が目の前にあります。放心状態でプールを眺めていると出発地まで送り届ける約束だったバスは排気ガスを残して走り去って行きます。もう「ぽかーん」です。
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その後現地スタッフから聞いた話を総合すると、バスガイドはあの偽物工場に連れて行くのが仕事で、そこに連れて行った人数に応じて報酬が支払われるそう。そしてこのツアー全体がインチキで、とりあえず万里の長城に連れて行った後は、客にお土産を買わせてバックマージンを得るのが目的で連れまわし、さらに12か所回るというのは、ただのイメージだそう。まさにぼったくりツアーでした。まぁ身ぐるみ剥がされなかっただけ良心的だったのかも知れません。最後はオリンピック会場に連れて行ってくれたしね。
教訓:天安門で配っているチラシは受取ってはいけない。
でもいい経験になりました。まさに「ならず者」(笑)
そして記念写真で10元を取り、そのお金を手袋を脱いだ手で受けとる偽ミッキー。

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2010年11月 2日 (火)

中国 その4 ネット環境

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さっきまで記事を書いていたのですが、全部飛んでしまったので、ネット事情について書こうと思います。
これはホテルの設備にもよると思うのですが、通信速度が非常に遅いです。重たいページ(ヨドバシカメラ等)は殆ど開く事が出来ません。そしてアクセス出来ないページがあります。最初は一部のブログだったのですが、今はエキサイトブログ全体にアクセス出来なくなってしまいました。エキサイトにはアクセスできるので、ブログに何か都合の悪い記述があるのかも知れません。
またWiFiは結構普及していて近所のカフェに行くと使えたりします。iPhoneでメールチェックしようにも一日で1,500円も取られるので、これはうれしい誤算です。
ちなみに中国ではiPhone4は8,000元位、日本円で10万円いじょうします(高!)

写真は近所で見かけたタウンエースもどき。ライセンス生産なのかしら?

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2010年11月 1日 (月)

中国 その3 万里の長城

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金曜の夜に、出張メンバーで中華をつつきながら、ミーティングを行う中で、仕事の進捗状況を考えて、明日の土曜日はオフにする事になったのですが、ここで、「せっかくの休みなので、観光に行きたい。出来れば万里の長城がいい」と皆の意見がまとまり、「それじゃどうやって行こうか?片道200km位あるらしいのでタクシーで行くとなると幾ら掛かるかわからないぞ。」となった時に前日に天安門へ出掛けていたMさんが天安門前で受け取ったチラシの中に、バスで行く万里の長城ツアーがあり、これがいいんじゃないかとなり、一緒に卓を囲んでいた現地スタッフに電話してもらうと、一人30元で6:30出発とのこと。安い!でも早い!一旦電話を切って相談です。結果ちょっと朝早いけれどもせっかくなので行くことに決定。再度電話してもらうと、既にそのツアーは満席で、残っているのは料金は一緒で12か所を回るツアーで5:30出発というもの。さらに朝早くどうしようかと考えましたが、やっぱり行きたいよね。という事で決定。よせばいいのにその後串焼き屋に飲みに行ってしまい、次の日は寝不足決定です。
翌朝は結局4:30に起きて、とりあえずシャワーだけ浴びて、近くの出発地点であるケンタッキー前まで徒歩で移動します。日の出前の真っ暗な中を歩いて行くと、そこにボロボロのハイエースもどきが停車しています。「まさかこれじゃないよな?バスって言ってたよな」などと話しながら近づいていくと、その車の横に見慣れた現地スタッフの顔があります。「これかよ...」仕方なく乗り込みますが、外観だけでなく中も相当くたびれています。さらに今回の参加者は中国人のスタッフ3名を入れて10人だったのですが、そのバンは10人乗り。運転手を入れると11人で完全に定員オーバー、3人掛けのシートに無理やり4人座って出発です。そして走り出すとこれがまた凄い。既にショックも抜けている状態に定員オーバーの乗車なので、路面の凹凸で上下にポンポン跳ねます。さらにどこからか排ガスが流れ込んでいるのか、外の空気が悪いのか、喉が痛くなってきます。そしてバンは排ガスで前が霞んでいる北京市内を、バンバン飛ばして行きます。アクセル全開、急ブレーキ、クラクションの嵐、シートベルトなんてもちろんありません。前を見ていると怖いので目をつぶっていました。まったく生きた心地がしません。
バンはそのまま北京市中心部で突入し、天安門前を通過して停車。そこにはちゃんとしたバスが待っていました。このボロバンに2時間乗らずに済んでほっと一安心です。
バスに乗り込むと、なんと天安門に逆戻りです。なんでも朝の国旗掲揚を見学するそうです。もういいよ。と思いながらも夜明け前の寒い中、眺めていました。天安門で中国の国旗が上がる所も下がる所も見た日本人は中々いませんよね。
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その後ようやく万里の長城へ向けて出発です。途中車窓から見える風景をガイドさんが解説しています。このガイドさん、観光スポットだけでなく、走っている間中ずっとしゃべり続けています。こっちは寝不足で寝たいので、イヤホンを耳に押し込んで無理やり夢の中です。ずっと寝ていたので正確な時間はわかりませんが、2時間程で万里の長城まで到着です。
しかしながらここで問題発生。一人30元のはずが、日本人は120元だと言うのです。中国人スタッフが交渉していましたが、結局120元取られました。早く万里の長城が見たかったので、まあいいかと。足元見らていますね。
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早速城を登り始めますが、これがきつい。殆ど崖のような膝までありそうな階段をよじ登って行きます。登りながらアンコールワットの階段を思い出しました。あれは少しだけでしたが、こちらは緩急あるものの延々と続きます。とりあえずその辺りで一番高い場所に旗が立っているので、せめてそこまでは行こうと登って行きます。高度もある為か、10段も上ると息が上がってしまい、休み休み登るしかありません。それでも何とか旗のある場所まで登りきりました。
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中々の絶景です。遥か彼方まで続いています。頑張って登った甲斐がありました。
しかしながら登ったからには降りなくてはなりません。登るのは必死に上だけ見ていればいいのですが、下りは大変です。足を踏み外したらまず間違いなく命は無いだろう石の階段をゆっくり下りて行きます。一段一段の高さがまちまちですので、手摺は手放せません。帰り着く頃には足がカクカクになっていました。
そして降り切って思った事は、「もう二度と来ない。」でした(笑)

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