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2010年11月 1日 (月)

中国 その3 万里の長城

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金曜の夜に、出張メンバーで中華をつつきながら、ミーティングを行う中で、仕事の進捗状況を考えて、明日の土曜日はオフにする事になったのですが、ここで、「せっかくの休みなので、観光に行きたい。出来れば万里の長城がいい」と皆の意見がまとまり、「それじゃどうやって行こうか?片道200km位あるらしいのでタクシーで行くとなると幾ら掛かるかわからないぞ。」となった時に前日に天安門へ出掛けていたMさんが天安門前で受け取ったチラシの中に、バスで行く万里の長城ツアーがあり、これがいいんじゃないかとなり、一緒に卓を囲んでいた現地スタッフに電話してもらうと、一人30元で6:30出発とのこと。安い!でも早い!一旦電話を切って相談です。結果ちょっと朝早いけれどもせっかくなので行くことに決定。再度電話してもらうと、既にそのツアーは満席で、残っているのは料金は一緒で12か所を回るツアーで5:30出発というもの。さらに朝早くどうしようかと考えましたが、やっぱり行きたいよね。という事で決定。よせばいいのにその後串焼き屋に飲みに行ってしまい、次の日は寝不足決定です。
翌朝は結局4:30に起きて、とりあえずシャワーだけ浴びて、近くの出発地点であるケンタッキー前まで徒歩で移動します。日の出前の真っ暗な中を歩いて行くと、そこにボロボロのハイエースもどきが停車しています。「まさかこれじゃないよな?バスって言ってたよな」などと話しながら近づいていくと、その車の横に見慣れた現地スタッフの顔があります。「これかよ...」仕方なく乗り込みますが、外観だけでなく中も相当くたびれています。さらに今回の参加者は中国人のスタッフ3名を入れて10人だったのですが、そのバンは10人乗り。運転手を入れると11人で完全に定員オーバー、3人掛けのシートに無理やり4人座って出発です。そして走り出すとこれがまた凄い。既にショックも抜けている状態に定員オーバーの乗車なので、路面の凹凸で上下にポンポン跳ねます。さらにどこからか排ガスが流れ込んでいるのか、外の空気が悪いのか、喉が痛くなってきます。そしてバンは排ガスで前が霞んでいる北京市内を、バンバン飛ばして行きます。アクセル全開、急ブレーキ、クラクションの嵐、シートベルトなんてもちろんありません。前を見ていると怖いので目をつぶっていました。まったく生きた心地がしません。
バンはそのまま北京市中心部で突入し、天安門前を通過して停車。そこにはちゃんとしたバスが待っていました。このボロバンに2時間乗らずに済んでほっと一安心です。
バスに乗り込むと、なんと天安門に逆戻りです。なんでも朝の国旗掲揚を見学するそうです。もういいよ。と思いながらも夜明け前の寒い中、眺めていました。天安門で中国の国旗が上がる所も下がる所も見た日本人は中々いませんよね。
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その後ようやく万里の長城へ向けて出発です。途中車窓から見える風景をガイドさんが解説しています。このガイドさん、観光スポットだけでなく、走っている間中ずっとしゃべり続けています。こっちは寝不足で寝たいので、イヤホンを耳に押し込んで無理やり夢の中です。ずっと寝ていたので正確な時間はわかりませんが、2時間程で万里の長城まで到着です。
しかしながらここで問題発生。一人30元のはずが、日本人は120元だと言うのです。中国人スタッフが交渉していましたが、結局120元取られました。早く万里の長城が見たかったので、まあいいかと。足元見らていますね。
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早速城を登り始めますが、これがきつい。殆ど崖のような膝までありそうな階段をよじ登って行きます。登りながらアンコールワットの階段を思い出しました。あれは少しだけでしたが、こちらは緩急あるものの延々と続きます。とりあえずその辺りで一番高い場所に旗が立っているので、せめてそこまでは行こうと登って行きます。高度もある為か、10段も上ると息が上がってしまい、休み休み登るしかありません。それでも何とか旗のある場所まで登りきりました。
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中々の絶景です。遥か彼方まで続いています。頑張って登った甲斐がありました。
しかしながら登ったからには降りなくてはなりません。登るのは必死に上だけ見ていればいいのですが、下りは大変です。足を踏み外したらまず間違いなく命は無いだろう石の階段をゆっくり下りて行きます。一段一段の高さがまちまちですので、手摺は手放せません。帰り着く頃には足がカクカクになっていました。
そして降り切って思った事は、「もう二度と来ない。」でした(笑)

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コメント

ご無沙汰してます…と思っていたらいきなり中国ですか!驚きです。
しかし、私が中国へ行ったのは15年以上前、変わりましたねーっ、本当に。

投稿: Kenclip | 2010年11月 1日 (月) 22時40分

Kenclipさん、こんばんは
ご無沙汰してます。
私は7年振りですが、
大連だったのでなんとも言えませんが、
北京中心部はかなり発展しています。
面白いデザインの建物が多く見ていて飽きません。
もっと回りたいのですが時間がありません。

投稿: ろばーと | 2010年11月 1日 (月) 23時11分

ひゃ〜!まさに突撃弾丸ツアーですね。
国旗掲揚を観光で見せられるとは!
さすが共産主義国家だけありますな。
しかし、万里の長城だけは
中国四千年の歴史の奥深さを感じます。

投稿: 党首 | 2010年11月 2日 (火) 02時55分

「万里の長城、あんなところ二度と行きたくない。」とは孫の修学旅行の時の感想でした。

宇宙からも確認できるくらいの大構築物ですから行って見たいような気がしていたのですが、やめました。

貴重な現地の実感のこもった情報、謝謝!

投稿: Elmax | 2010年11月 2日 (火) 10時36分

党首さん、こんばんは
北京に来ている国内の観光客は皆天安門を見に行くようです。
東京に来ると雷門に行くようなものでしょうか?
これからはスカイツリーかもしれませんが。

万里の長城はさすがにスケールが違います。
弾丸ツアーはこれからが本番?です。

投稿: ろばーと | 2010年11月 2日 (火) 19時34分

Elmaxさん、こんばんは
万里の長城はロープウェイで
上がれる場所もあるそうなので、
一度は行ってみてもいいかと思います。
二度行く必要は無いと思いますが(笑)

投稿: ろばーと | 2010年11月 2日 (火) 19時38分

大変ですね。
写真では皆上り始めか記念撮影されたりしてますが、着いてから
金額が違うとはヤクザ以外の何者でもなくならず者国家と言うのは本当ですね(笑
私は行く価値を見出せません(笑

投稿: yasu | 2010年11月 3日 (水) 10時47分

yasuさん、こんばんは
過激な発言は慎んで下さい。
ブログをアップ出来なくなります(笑)

私もプライベートでは絶対来ませんが、
来てしまったからには楽しむつもりです。

顛末は後程書きますが、
値段の違いはまだ序の口なんです(笑)
もう笑うしかありません。

投稿: ろばーと | 2010年11月 3日 (水) 19時41分

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